屋根には寄棟、切妻、片流れ、招き屋根等の形状があります。
太陽光発電の普及により、切妻、片流れ等が多くなっています。
外観の雰囲気にも依りますが、切妻や片流れでシンプルに架構する方が雨漏れの心配も少なくなります。
街中でマンションの壁面が上部で斜めになっているものを見かけたりすると思います。
あれは建築基準法上、道路斜線制限というものがあり、軒をそろえる様に定められています。
戸建住宅が並ぶ低層住宅専用地域にも北側斜線制限というものがあり、南側隣地の日当たりを損ねない様にしています。
以前はこれをクリアするために北流れの屋根を良く見かけました。
最近は太陽光発電を載せるために南流れの屋根を設けるのですが、片流れ屋根だと北側隣地から建物を離さないといけなくなります。
計画当初は太陽光発電を設置する気がなくても、将来どの様に変わるかわからないので、太陽光発電を載せ易い様に南流れの屋根を設けておくことをおすすめします。
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