断熱材と遮熱材

熱移動の3原則

熱は温度の高い物体から低い物体へ移動しますが、その方法には以下の三種類があります。
  • ● 伝導  物体の中を伝わって熱が移動すること  ※アイロンや鍋が熱くなる
  • ● 対流  空気の移動によって熱が移動すること  ※ドライヤーやエアコンの温風
  • ● 輻射  赤外線の熱線により熱が移動すること  ※太陽やたき火で暑くなる

※断熱材は、中に小さな無数の空気室をつくって、室外と室内との伝導による熱の移動を遅らせ熱が逃げるのを防いでいます。性能は熱伝導率と厚さで決まります。
※遮熱材は、太陽からの輻射熱を反射させ、熱の移動を防いでいます。主に赤外線反射率の高いアルミニウムが使われています。
今までの断熱対策は『伝導』対策でした。ほとんどの断熱材は『輻射』による熱の移動を防ぐには不利です。 温暖化が進行している今、『断熱対策』のみでは不十分です。夏対策の『遮熱対策』も考えた住まいづくりが必要です。

■断熱材の種類

  • 無機質繊維系
  • ●グラスウール → ガラスを繊維状にしたもので価格は安く最も普及している。
  • ●ロックウール → 鉱物に石灰などを混合して生成し繊維状にしたもの。
  • 自然素材系
  • ●セルロースファイバー → 天然の木質繊維で回収新聞古紙が主原料。
  • ●軽量軟質木質繊維ボード → 廃材をリサイクルした木質繊維をボード状にしたもの。
  • ●羊毛断熱材 → 羊毛を用いた断熱材で他の素材を混ぜたものもある。
  • ●炭化発泡コルク → コルク樫の皮を粉砕し炭化発泡させてボード状にしたもの。
  • 発泡プラスチック系
  • ●ビーズ法ポリスチレンフォーム → ポリスチレン樹脂に発泡剤・難燃剤を加えてビーズ状にしたものを蒸気で発泡させます。色々な形状に加工できます。いわゆる発泡スチロールです。水や湿気に強く軽くて施工性に優れています。
  • ●押出法ポリスチレンフォーム → ポリスチレン樹脂に発泡剤・難燃剤を混ぜ合わせ発泡させながら押出し成形します。形状はボード状です。断熱性が高く、堅くて耐圧力があり、水に強く吸湿しにくいので基礎断熱にも用いられます。
  • ●フェノールフォーム → 安定した分子構造をもつフェノール樹脂をグリーンガスで発泡させ成形します。形状はボード状です。断熱性が高く経年劣化しにくく、耐熱性にも優れています。
  • ●硬質ウレタンフォーム → ポリイソシアネートとポリオールを発泡剤・難燃剤などを混ぜて生成します。ボード状と現場発泡の二種類があります。気泡には熱伝導率の極めて小さいガスが含まれているため、優れた断熱性を持っています。

※外断熱用断熱材は≪キューワンボード≫をお勧めします!

キューワンボード:『 遮熱面材付 断熱材 』=『 断熱材 』+『 遮熱材 』
キューワンボードは経年性能に優れたノンフロン発泡の高性能硬質ウレタンボードです。遮熱性能に優れたアルミ拍面材付で、面材はフォームを水蒸気や紫外線等から保護するほか、難燃性の向上も期待できます。また電磁波もシャットアウトします。

※優れた長期断熱性能  熱伝導率 0.021W/(m・k)

断熱材と遮熱材
断熱材と遮熱材